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たまぁ~に更新、しょうもない日記



自己マン映画日記

昨日夜、友人と飲みに行った帰りにふらっとビデオレンタル屋に行った。
特に見たい映画があったわけでもなかったが、なにか映画を見たい体になっていた。

今回見た映画は
「π(ぱい)」 と 「ファニーゲーム」

知ってる人は知ってるだろうし、知らん人は知らんでしょう。
それほど有名な映画ではありませんから。

ちょっと前に見て、このブログでも紹介した「ドニーダーコ」という作品がサンダンス映画祭発ということだったので、同じくサンダンス映画祭で注目された作品をチョイスしてみました。
→これが「π」

んで、パッケージの裏面にあった「これほど救いようのない映画は初めてだ!」という批評を見てチョイスしてみました。
→これが「ファニーゲーム」

じゃ、私なりの感想をはじめます。

π自己マン映画日記_c0026146_22976.jpg

1999年の映画で、ネタばれしても差し支えないでしょうし、内容が難しく人それぞれに解釈の違いがあると思いますので、すこし内容に触れながら書いていきます。
この作品はモノクロ映画でジャンルとしてはSFサスペンスでしょうか?一千万円程度の超低予算映画である。
主人公は天才数学者。彼は一つの仮説を立てており、その仮説を証明するため日夜研究を続けている。
彼の仮説はこうだ。
「世の中の森羅万象は数字によってあらわすことができ、それを数式化すれば一定の法則が得られる。」
彼のこの仮説は、身の回りの事象と自然界の事象がよく似ていることから、すべての事象は繋がっているのではという考えからだ。たとえば、コーヒーに入れたミルクの動き、タバコの煙の動きが、DNAのような微小な自然界の事象から銀河系のような巨大な自然界の事象までの螺旋の形と酷似しているのである。
彼は株式市場というカオスを相手に自分の仮説を証明すべく狂人的に研究を重ねている。

ある日、彼のコンピュータが暴走し、不規則に並んだ216桁の数字を示した。

その216桁の数字の列こそが、彼の仮説を証明する鍵となるものだった。この数字をめぐり、株式市場を支配しようと企む謎の組織やユダヤ教の原理主義者たちが彼に迫ってくる。
子供の頃からの偏頭痛に悩まされながら、これらの組織に屈することなく彼は自分の仮説を証明すべく躍起になる。

ラスト、彼はその無意味とも思われる数字の羅列に隠された意味を理解したのか、それともあきらめたのか、自分の頭をドリルで貫き、その天才的な頭脳を自ら失った。私の考えでは、すべてを悟った彼は、その答えが計り知れないほど大きなものであったために、すべてを失う事を選んだのではないでしょうか?

とまぁ、私の解釈から内容の説明をしました。
はじめに言ったようにこの作品はモノクロ映画です。といっても、そんな昔の映画って訳ではなく、設定が大昔というわけでもない。あえてモノクロなのだ。すばらしい。モノクロにすることにより、この作品独特の世界観を引き立てている。色といった概念を捨て、物事の本質を見抜く、表現するといった意味が含まれているのかもしれない。映像としての美しさも際立っている。
オープニングからしてかっちょよかった。音楽もいい。
内容は難解で、私の住む世界とはかけ離れているので理解するのには一度見ただけでは難しいかもしれない。かく言う私も理解していない点が数多くある。
狂人的な数学者を題材にした作品で「ビューティフルマインド」というすばらしい作品もありますが、それとはまったく異なる作品で、人間関係を描写したシーンは一つもなく物足りなく感じる人も多いと思いますが、独特な世界観に引き込まれる作品でした。
全体的に、芸術性が高く、作品として完成度の高いものだったと思います。満足です。

最期に、この作品のタイトルが何故「π」なのか?
πは、円という最も単純な図形から得られる数値であり、どのような規則性も受け付けない複雑で乱雑な数字の列である。このπこそがカオスと予測不能な未来を象徴している。このπに数々の数学者が挑み続け、その法則を探求している。そこで、森羅万象に法則性を見出そうとする一人の天才数学者の話であるこの作品がπと名づけられたのだろう。


ファニーゲーム自己マン映画日記_c0026146_229232.jpg

あまり、このような場で作品を否定するのはよくないと思いますが、はっきり言ってクソ映画です。終わってます。
パッケージの裏に書かれていた「これほどまでに救いようのない映画は初めてだ!」という評価は、その通りだと思いました。この評論家は、この言葉を褒め言葉として使っているのだろうが、私は完全に否定的にこの言葉をこの作品に送ります。
なんともいえない後味の悪さ。
この映画を創った意味がわからない。
なにが言いたいの?
作品としての完成度はまぁまぁで、役者の演技も申し分ない。鬼気迫る演技には魅せられた。
でも嫌! 嫌い!
イライラしてしゃーない。

画面のこちら側に話しかけてくるし、挙句の果てには勝手に巻き戻してシーンのやり直しをする始末。
ある人は斬新だというかもしれない。でもこんなん映画じゃない!馬鹿にしてる。
ある人は「時計仕掛けのオレンジ」のようだというかもしれない。ぜんぜんちゃう!


でも、よくよく考えたら、こんなくそ映画に対してこれほどまでに感情を昂ぶらせている自分がいる。ある意味、すごい映画なのかもしれない。そう思ってネットでほかの人の批評を見たところ、大絶賛する声も多々あった。感性の違いから、プラスに評価する人・マイナスに評価する人がいますが、皆この作品に対して心を大きく揺れ動かされているのは確かでした。

う~ん。俺もまだまだだなぁ。
# by shingo_iwatani | 2005-02-27 22:09 | 自己マン

姪っこ

今日は、姉と姉の娘が遊びに来たので、姪っ子と遊んだ。

まぁ、この姉一家は我が家(マンション)の斜め下に住んでいるので、まったく珍しいことではなく、毎晩のように我が家にやって来ているようです。(←私は毎日研究室に引きこもっているので夜帰りが遅く、会うことは少ない。)

久しぶりに(私だけ)会ったので、存分に遊んであげました。ちなみに姪っ子は4歳。元気盛り。
それに対して、私24歳。病気盛り。

この年にて、姪っ子と本気で遊ぶと一時間ももちません・・・

抱っこしたり、くるくる回したり、ジャイアントスイングしてみたり、子供と遊ぶのは体力を使うことが多いですね。

とは言うものの、私子供が大好きですので自分も楽しんでいます。でも、さすがに体力が持たないのがつらいです・・・

あぁ、年か・・・

最近運動してないなぁ・・・

一緒に白銀の世界に行く人募集!!


ま、どうでもいいですね。

姪っ子は、私のことを「シンゴ」と呼びます。
あのタラちゃんでさえ、「カツオ兄ちゃん」と呼んでいるのに、私の姪っ子は呼び捨てです。

どういう教育しとるんや!
親の顔が見てみたい!

姉でした・・・

しかも、顔は俺そっくりやん・・・


ま、どうでもいいですね。

姪っ子は、寝転んでいる私の腹の上でぴょんぴょん飛び跳ねます。
その度に、私の口からは断末魔のような声が・・・
「ぐえぇ~」
ついでに下の口からも断末魔のような声が・・・
「ぷぅ~」
ついでに殺人的なにおいが・・・

「きゃー!」

姪っ子の高い声がこだまする。

姪っ子は私の放屁に対して敏感である。
しかし、嫌がっているのではなく、笑っている。
わざわざ匂いに来て、雄叫びをあげるのである。
「きゃー!!」
そしてコタツの中に逃げ込んでいく。
私は追いかける。

バサッ!!

コタツの布団をひるがえし、コタツ内へ放屁!

バサッ!!

再び、布団を閉じ、コタツの四隅を押さえつける。

「きゃー!」

こもる臭い。響き渡る歓喜の声。
数分後、姪っこは天に召された。



姪っこが帰ったあと、ベットで寝転んでいると、メル(ペット、犬、メス)が、ふら~っと私の横に寝転がった。メルは私のベットが好きなようで、よくやってきて眠る。

ス~っ・・・  ZZZ・・・


すっ


・・・ ん?
「臭いぞ?」

姪っ子に放屁攻撃をしていた私の最期は、ペットのメルによる放屁攻撃だった・・・
# by shingo_iwatani | 2005-02-26 18:09 | しょーもない日常

R-1グランプリ

みなさんR-1グランプリというものをご存知だろうか?

今、空前のお笑いブームといわれているが、この火付け役となったのはM-1グランプリであるといっても過言ではないだろう。M-1グランプリ制覇は若手お笑い芸人たちにとって大きな目標となっており、現在お笑いで食っていこうとする者にとって名誉ある賞であることは間違いない。

上方演芸発祥の関西には、上方お笑い大賞やABCお笑いグランプリなど数々の名誉ある大賞が存在しているが、全国的には、特に関東圏に関してはどうだろう?それほど有名な賞はなかったのではないだろうか。M-1グランプリは、全国のお笑い芸人に与えられたチャンスなのである。

このM-1グランプリのこれまでの覇者を見てみればこの賞の大きさ、注目度は伺えるだろう。単なる賞ではなく、今後の芸人人生を大きく左右するほどの大きな大賞なのである。

しかし、このM-1グランプリは、その名からもわかるように漫才グランプリなのである。そう、漫才というカテゴリーに属したお笑いに関する大賞なのである。先ほど例に挙げた、上方お笑い大賞やABCお笑いグランプリには漫才大賞以外にも落語等のピン芸に対する賞も用意されているのだが、M-1グランプリはあくまで“漫才-1グランプリ”なのである。

しかし、今TV界で活躍しているお笑い芸人はみんなが漫才コンビというわけではない。

そこで、数々いるピン芸人にも明るい未来をあたえる、評価される場をあたえるということで開催されているのがR-1グランプリである。

・・・

なんか堅苦しくなっている・・・
なんでこんな説明せなあかんねや?
だれも期待してないし、聞いていないだろうからやめます。

そのR-1グランプリの模様が今日TVで放映されていたわけです。

で感想は、まぁまぁおもしろかった。前回のほうがおもしろかったかな?って感じもしないでもないです。

あまり評論家っぽく語るのはキモイですが、なに偉そうなこと言うとんねんって感じですが、感想と自分的な順位づけしてみます。点数を付けるのだけはやめときます。キムォイから。

R-1グランプリ_c0026146_21325055.jpg第一位 中山功太
斬新でしたね。ピン芸の限界を感じさせない出来でした。チェケラー、単純におもしろかったです、ヒァウィゴー。前から知ってるんやけど、今まであんまり好きじゃなかった。でも今回は認めざるをえない出来だった。少し残念だったのは、ちょっと同じ展開の繰り返しが多かったかなぁってところだけですね。

第二位 ほっしゃん。
R-1グランプリ_c0026146_2133724.jpgほっしゃん。がんばってるね。かなりベタなネタやったけど面白かった。一発目のオールキャベツにはやられたわぁ。「間」のとり方とネタ運びが上手いですわ。ベタなことばっかり言うてるのに面白いのはほっしゃん。の実力かな。
ところで相方どこ行った??

R-1グランプリ_c0026146_21332173.jpg第三位 ネゴシックス
好きやわぁ。キャラからして好き。初めて見たネタでしたが、あの畳み込むようなネタの流れが好き。“台形”にはやられたわぁ。最後にUFO呼んでほしかった。

第四位 あべこうじ
きもいけどおもろいわ。しゃべり方が独特で、じっさい近くにおったら友達にはなりたくないけどおもろいわ。

第五位 井上マー
初めて見ました。はじめは誰や?て感じで見てたけど、徐々に世界に引き込まれた感じやった。

ほか三人に関しては特記する必要もない出来でしたね。友近はスベリ倒してフォローされる始末。ヒロシは新ネタで噛み倒す始末。長州小力は・・・


いやぁ、お笑いてほんとすばらしいものですね。大阪に住んでいると笑いに関しては不自由しないからいいですわ。でも普段から求められる笑いのレベルが高いのはちょっとしんどいですが・・・
# by shingo_iwatani | 2005-02-20 21:35 | しょーもない日常

某ライブドア社長

あまりこのような場で書くべきことではないと思うのですが、最近再び脚光を浴びだした某IT社長のことについて書きます。

まぁ、さっきニュースで取り上げられていてちょっとしたムカつきを覚えたからなんですが・・・

某ライブドア社長_c0026146_23265574.jpg簡潔に言います。
あの人どうも好きになれません。

みなさんはどう思いますか?
どうとも思ってない人が多いと思いますが(汗)

このホリエモンが有名、頻繁に顔を見せるようになったのは昨年のプロ野球新規参入問題のころですね。あまり野球のことは知らないので、詳しいことはわかりませんけど、あのころからちょっと受け入れがたかったです。

確かに、誰もしなかったことを誰よりも早くやったのはすごい事だと思いました。後からひょろっと出てきた某楽天のミキティに出し抜かれたのはちょっとかわいそうかな?とも思いました。ほんとあの人の一歩がなければ日本の野球界は悪い方向に進んでいたかもしれないし、某Gアンツの元オーナー等による独裁的な政治が行われていたかもしれない。よぉわかりませんが・・・

でも、でもやっぱそ好きにはなれないですわぁ。
すごく型破りなところがあって、これまでの常識を打ち破る(言いすぎ?)ようなところがあると思うのですが、そこがなんとなしに受け入れがたいのかな??
そんなところがいいんじゃないか?と言う方もいらっしゃると思います。

どうも私は真新しいものを素直に受け入れるということができない人間のようであります。もちろん古い体制、古い考えというものに対して深い思い入れがあるわけではありません。でも、それらには長い歴史、裏づけがあるわけですから、それらをすべて受け入れ、かわせるような考え方であればいいのですが。

何言うてるかわからんようになってきた・・・

で、どうもあの人のTシャツへのこだわりというものに対して、いらだたしさを感じました。
なんか意固地になってない?
なんかどうでもいいことやけど意地になってない?

朝までTVで新規参入問題について討論しているとき、M宅のおっさんに怒られているのを見て笑けました。まぁ三Yのおっさんもどうかとは思うけど・・・やっぱそ、自分がその問題に関して中心的な存在な訳ですから、TPOくらいわきまえてもいいんじゃないかなぁ?どうも意固地になっている気がする。これが俺のスタイルだ!みたいな。どうでもいい。ちっちゃい子のちっさい抵抗にしか見えない。

で、最近もまたニッポン放送の筆頭株主になったとかならんとかで、フジテレビともめてはりますね。それに関してニュースでインタビューされていたのですが、どうも偉そうな感じがしてうっとおしかったです。

なんだろ?




うっわー、今日はまじで意味不明で自己マンな話になってしまった。
ってか意味わからんなぁ・・・
もっと語彙力と表現力がほしいです。
# by shingo_iwatani | 2005-02-18 23:28 | 自己マン

日産のセミナー

日産自動車のセミナーに行ってきた。

南港ATCで行われた日産単独のセミナーだ。

ATCへはほんと交通の便が悪い。
家から会場まで3回も乗換えが必要だった。
うざい。

もっともうざいのはニュートラムだ。
なんであんな高いねん!
地下鉄とつなげたらええやん!
あそこの乗り換えが意味わからん。
無人電車のいみがわからん。
無人で人件費削ってるんやったら安くしろよ!
ほんまうざい。

第三セクターのあほ

やいやい言うておりますが、話をつづけます。
で、会場の駅に到着。
かなりの人数のスーツ軍団が駅からぞろぞろ。

なんでかわからんけど、こういう状況になると競争したくなる。
負けず嫌いのあほの俺は、ずばずばとスーツ軍団を抜き去っていく。
俺は生粋の大阪人。歩くのは速いんだ!と言わんばかりに・・・

先頭にたったからといって内定がもらえるわけではない。
先頭にたったからといってモテルわけではない。
先頭にたったからといって・・・

そして先頭にたった瞬間、意外なことに気が付いた。
そう、先頭にたつことで失われるものがあったのだ。
先頭にたつと着いて行く人がいなくなるのだ。
良く考えたら、私は前の人に着いて歩いていた。

今回のように場所がわかりにくい場合は特に大変だ。
皆、前の人に着いていっているからだ。
先頭にたつと言うことは追う立場から追われる立場になるのだ。
俺がいい加減な道を選ぶと、みんな間違った道を進んでしまう。

仕方なく、徐々にスピードを落とし二番手に降格。
不本意ながら先頭にたった元二番手は地図とにらめっこしながら進んでいく。申し訳ない。

なんとかかんとか会場に到着。
かなりの人だ。
私は人込みが嫌いである。
イライラしてくるのである。
そんなこっちゃこの就活戦線は乗り切れない。
そう思い頑張る俺。

まず、メインステージでの会社概要説明を聞いた。
でかいステージで客席?には200名ほどいただろうか。
なんやかんやお話していただき、なかなかの好印象を抱きました。
日産もええなぁ。
これが率直な感想です。

で、質問タイムに突入。
ここでは会社全般のお話で、技術系の詳しい話は各ブースごとに行われるため、特に聞きたいことはありませんでした。しかし、
“この大人数がいる前で質問する度胸がほしい!”
そう思って、思い切って手を挙げた。
すぐに、司会の人と目が合い
「はい、そこの君。どうぞ。」

・・・

やばい、質問ない・・・

凍った。

なんとか適当なことを言ったものの、まとまっておらず意味不明。
今となっては何を聞いたのかすら覚えていない。
ただ、質問に答えてくれる方が回答に困っている表情だけは克明に覚えている。

みなさん
あたりまえの事ですが、質問をする時は頭の中でまとめてから手をあげましょう。

と一時は反省したのですが・・・

各ブースを回っていると、その都度質問タイムがやってくる。
全てのブースで質問してやろうと心がけていたので、それは達成した。そこまではいい。
しかしブースによっては質問する人がおらず時間が余ってしまい気まずい雰囲気が漂うことがあった。
どうしてだろう?そういうとき私は何故か責任感にかられてしまう。
「なんか質問せな。」
もう一回してるのに・・・
聞きたいことは聞いたのに・・・

そうなると何故か勝手に手があがってしまう。
メインステージと同じ失敗を繰り返してしまった。

なーんの考えもなく手を挙げる。
昨日一日で何度繰り返しただろう・・・


はぁ。
今回学んだ教訓としては
“意味なく負けず嫌い根性を出さない”
“ちゃんと考えをまとめてから行動にでよう”
みなさんの参考になれば幸いです。



今回もオチなしでした・・・
# by shingo_iwatani | 2005-02-15 01:53 | しょーもない日常


たまに興味を持ったことについてダラダラ

by shingo_iwatani
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